オレンジ・イズ・ニュー・ブラック最終シーズン #OrangeForever 【Netflix】
オレンジ・イズ・ニュー・ブラック S7 完結!!
遂にこの日が来てしまった・・・。OITNB完結。
公式が前々から、今シーズンで最後とのアナウンスを出しており、覚悟はしていましたが、
が!!まだまだ観ていたかった!!
好きなドラマが終わる物悲しさを何度も経験してきたけど、OITNBの喪失感はこれまでの比にならんな!それほど大好きだった。
来年からOITNBの新シーズンが無いなんて、人生の楽しみを一つ失ってしまった。
OITNBを超える作品はこの先望めるのか?
たくさんの魅力的な登場人物が織りなす、笑いや愛憎劇、胸に突き刺さるスクリプト
作中語られる、彼女・彼らのバックストーリーを知るほどに愛着がわき、彼女らとの別れのシーンはどれも辛いものだった。最終シーズンなのにそんなポンポン天に召されさせないで!
最終話、今までの登場人物が映るたび顔が綻ぶと同時に、今までを思い出しウルっと来てしまった。リアルで追い始めたのはS3のあたりから。OITNBに出会ってから、沢山のことを考えさせられました。そして、わたし自身成長できるきっかけにもなった大切な作品。
The First and Last Lines Spoken By OITNB Characters
OITNBが私たちに示したもの
最終シーズまでマイノリティを実直に描き切ったこと
女性達のための物語
数々の世間への問題提起
シーズンが放送開始したのは2013年。まだ、全米で同性婚が合法化されてなかったそんな時代に、OITNBは走り出した。世間に蔓延るマイノリティへの無知からくる偏見・悪意ある差別は、現実世界では勿論のこと、ショービジネス業界の中でも当たり前のように描かれていた。
映画・ドラマ内で、同性愛者はネタ枠・お色気専門。白人に比べ、有色人種の登場人物が殺される率が異様に高いなど、マイノリティの登場人物が物語で深く掘り下げられることは非常に少なかった。
そんななか、OITNBをはじめとするNetflix作品が、いままで影に追いやられていたマイノリティが活躍する作品を数多く制作。それらの物語に、一当事者のわたしも何度救われたことか。ドラマ・映画は時に世論を動かす力があると私は信じている。どうか、良質な作品がこれからも産み出され続けられ、ひとりでも勇気づけられる人が増えますように。
Orange is the New Black | The Farewell Show | Netflix
現在のマイノリティ問題はトランプ以降、改善どころか悪化さえしている。
ドラマの中の問題が今ここに存在していることを忘れないでほしい。
当事者以外の方も単なる娯楽で済ませず、OITNBを観ることで、これらの問題に目を向けるきっかけになってくれれば、と願います。
The Poussey Washington Fund OITNB現実世界での影響
OITNBはここで更新が終わってしまいますが、こうした基金も発足され今後も語り継がれる作品になるでしょう。
刑務所を離れた女性にマイクロローンを提供するための資金であるThe Poussey Washington Fundを作成。
新しい生き方:再突入プロジェクト、アンチ再犯連合、大学&コミュニティフェローシップ、移民の自由、移民擁護法センター、収容および以前収容された女と女のための国民評議会、unPrisonプロジェクト、女性刑務所協会
組織に寄付する人々は、お金をさまざまなグループに均等に分配します。その目的は、「アメリカにおける正義の再考、修正、および改革」です。
まさに#OrangeForever
Orange Is the New Black Presents: The Cookbook (English Edition)
- 作者: Jenji Kohan,Tara Hermann,Hartley Voss,Alex Regnery
- 出版社/メーカー: ABRAMS Image
- 発売日: 2018/10/01
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